英雄伝説 空の軌跡 THE ANIMATION

ストーリー&世界観 STORY&WORLD

ストーリー&世界観

導力革命により、人々の暮らしが飛躍的に豊かになった時代。導力器(オーブメント)と呼ばれる機械仕掛けのユニットから生み出される神秘のエネルギーは、飛行船をはじめとするさまざまな技術に用いられ、日常生活に欠かせない存在となっていた。同時に、多くの強国は導力器を用いた兵器の開発にしのぎを削り、大陸は覇権を狙う国々の思惑で混迷の様相を見せていた。そんな時代に必要とされたのは、大陸各地に支部を持つギルド《遊撃士(ブレイサー)》。民間人の安全と、地域の平和を守ることを第一の目的とし、魔獣退治・犯罪防止などの要請に応じて遊撃士を派遣する。その国際性・中立性から国家間紛争の仲裁なども行なわれていた。16歳の若さにして遊撃士となったエステルとヨシュア。惹かれ合う二人の想いが、やがてリベール全土を揺るがす結社《身食らう蛇》との対峙へと運命付けていく事となる──。《身喰らう蛇》を追うため姿を消したヨシュア。そんなヨシュアを取り戻そうと決意をした遊撃士エステルは、シェラザード、クローゼ、オリビエと共に《身喰らう蛇》執行者No.X怪盗紳士ブルブランを追い詰めていた。ブルブランはヨシュアを知っているそぶりをみせるが、何も聞き出せないまま逃げられてしまう。しかし、悔しい思いをしている暇もなく《身喰らう蛇》が関わっていると見られる事件がツァイス地方にて発生。到着したエステルはティータと街で買い物をしている最中、レンと名乗る不思議な少女と出会う。一緒にお茶をすることになるが、ふと目を離した隙に姿を消してしまうレン。疑問に思いながらもエステルはアガットらと共にエルモ村へ出発することになる。ツァイスに集まった遊撃士は異変の確認された各地の調査にあたることになったのだ。地殻変動の究明のため洞窟奥深くへと進むエステル達、そこには執行者No.VIII痩せ狼ヴァルターが待ち構えていた!

オーブメント

オーブメント

神秘のエネルギー《導力》で動く機械仕掛けのユニット。内部には七耀石を加工した回路が格納されており、その機構に応じて様々な現象を起こすことができる。50年前に発明されてから、またたく間に大陸全土に広がり、照明・暖房・通信・兵器・魔法・飛行船など様々な技術に動力源として活用されている。遊撃士達も魔法《アーツ》を使うために携帯できる小型の戦術オーブメントを使用する。

リベール王国

リベール王国

ゼムリア大陸にある、老女王アリシアⅡ世によって治められる小国。北は強大な軍備を持つエレボニア帝国、東はカルバード共和国という強国に囲まれながらも、豊富な七耀石資源と高い導力技術を武器とした外交手段によって対等な関係を築いてきた。両国との不戦条約が結ばれる際、情報部によるクーデターが発生したが遊撃士や協力者達の活躍により鎮圧された。

百日戦役

百日戦役

10年前のエレボニア帝国によるリベール王国侵略戦争。帝国軍は導力戦車と13個師団の戦力にて侵攻し、開戦1ヶ月でグランセル地方とレイストン要塞を除くほぼ全土を掌握。しかし開戦2ヵ月後、リベール軍用警備艇により大規模な反攻作戦が実行され、機動力の劣る帝国軍は瞬く間に潰走。開戦からおよそ100日後、遊撃士協会や教会の仲裁により戦争は終結した。

遊撃士協会

遊撃士協会

大陸各地に支部を持つ《遊撃士》のギルド。民間人の安全と、地域の平和を守ることを第一の目的とし、魔獣退治・犯罪防止などの要請に応じて、戦闘・捜査などの訓練を積んだ遊撃士を派遣する民間団体。その国際性・中立性から国家間紛争の仲裁なども行なっており、《百日戦役》ではリベール王国とエレボニア帝国の講和に尽くした。

身喰らう蛇

身喰らう蛇

リベール各地で起きた一連の不可解な現象に関連し、暗躍していた結社《身喰らう蛇》。高い戦闘能力を持った《執行者》と呼ばれるメンバーが存在しているが、その全容と目的は未だ判明していない。遊撃士協会は、数々の状況や痕跡から彼らを国際的なテロリストと断定し捜査を続けている。